日焼け止めは、紫外線から肌を守るための重要なアイテムです。しかし、市販されている日焼け止めは、SPFやPA値、成分などが異なり、適切な選び方が重要です。以下に、日焼け止めを選ぶポイントを紹介します。
SPF（紫外線防御指数）の値
SPFとは、紫外線B波（UVB）から肌を守る効果を示す指数であり、値が高いほど効果が高くなります。一般的には、SPF30以上のものがおすすめされますが、紫外線量が多い場合はより高い数値が必要です。ただし、SPFの効果は時間とともに減少するため、2時間ごとに塗り直すことが必要です。
PA（紫外線A波防御指数）の値
PAとは、紫外線A波（UVA）から肌を守る効果を示す指数であり、値が高いほど効果が高くなります。紫外線A波は、肌の奥まで浸透し、シミやシワ、肌老化を引き起こすため、PA値も重要なポイントです。PA値はPA＋～PA＋＋＋の4段階で表示されます。
成分
日焼け止めの成分には、化学フィルターと物理フィルターがあります。化学フィルターは、紫外線を吸収し、肌表面で光エネルギーに変換することで、肌を守ります。一方、物理フィルターは、紫外線を反射させることで肌を守ります。化学フィルターは、塗布後すぐに効果が現れますが、肌トラブルを引き起こすことがあるため、敏感肌の人には物理フィルターを含んだものがおすすめです。
テクスチャー
日焼け止めのテクスチャーも重要なポイントです。顔に使用する場合は、軽いテクスチャーで、化粧下地にもなるものがおすすめです。また、汗や水に強いウォータープルーフタイプや、子供用のように強い摩擦に耐えられるものもあります。
